(公財)日本ケアフィット共育機構(東京都千代田区 代表理事 畑中稔)が、12月18日、東京都より「東京都スポーツ推進企業」として認定を受けました。各種スポーツイベント・大会において高齢者や障がい者が安心、安全に観戦できるように介助と総合案内を行う「リレーションセンターTASKAL」の活動が対象となりました。この活動は介助とおもてなしの心を学んだ“サービス介助士”の資格取得者によるボランティアによって支えられています。
従業員のスポーツ活動の促進や、スポーツ分野における社会貢献活動を実施している企業等を「東京都スポーツ推進企業」として認定し広く都民に周知し、企業によるスポーツ活動の推進と、スポーツに対する社会的気運の醸成を図り、2020年に向けて「スポーツ都市東京」を実現することを目的として実施する認定制度です。
「リレーションセンターTASKAL」とは、スポーツなど不特定多数の人々が来場する多様なイベントにおいて、“おもてなしの心”と“正しい介助技術”を身に付けた「サービス介助士」が常駐し、障がい者や高齢者など、様々な人の“困った”に対して一人ひとりと向き合い、解決し、あらゆる人が安心して来場し、共に楽しみ、感動を共有できる環境づくりに寄与する多機能総合案内です。
「サービス介助士」とは、おもてなしの心と介助技術を学ぶ、(公財)日本ケアフィット共育機構が認定する資格です。15年の歴史があり、全国1000社、12万人が取得し、年齢や障がいの有無に関わらず全ての人が安心して外出し社会参加できるようにサービス介助士が活躍しています。
Jリーグ東京ヴェルディでの介助対応
サービス介助士ボランティアが常駐する
サービス介助士では車いす操作などを学ぶ
日本ケアフィット共育機構は、超高齢社会の到来をふまえ、誰もが安心して暮らせる共生社会を目指し、高齢者や障がい者をはじめとするあらゆる人々が安心して外出できるよう、一人ひとりに対するケアの重要性に着目した環境づくりを推進しております。人の多様性を受け入れ、違いを尊重する、相手の立場になり、考え、行動するサービス介助士の普及とサービス介助士が活躍する場を創造して参ります。