サービス介助士の現場から

「地域で信頼され、喜ばれる店」をめざす
〜1000人超のサービス介助士が活躍中！〜
関東から東北・東海地区を中心に1府19県下で「アピタ」「ピアゴ」などのGMS（総合小売業）店舗を展開するユニー株式会社では、1000人を超えるサービス介助士が活躍中です。
ユニー東海通店（名古屋市）の店長とサービス介助士の皆様に、店舗での取り組み、資格取得の感想、業務での生かし方などについてお伺いしました。

「『地域に貢献する「人にやさしいお店づくり」』
〜9000人超のサービス介助士が社会貢献〜
・大手流通グループ「イオン」のGMS・スーパーマーケットなどの店舗運営を行っているイオンリテール株式会社では、2006年からサービス介助士を導入し、9000人を超えるサービス介助士が活躍しています。
イオン葛西店（東京都）所属のお二人に、資格取得の感想や、業務での生かし方についてお話をうかがいました。

「おもてなしの心」でつくる『お客様にやさしいハートフルビル』
〜空港で活躍するサービス介助士〜
・CS理念「訪れる人に安らぎを、去り行く人にしあわせを」を掲げ、空港ターミナルビルの保守管理、旅客案内、店舗運営などを行う日本空港ビルグループでは、238名のサービス介助士が活躍しています。羽田空港に勤務するお二人のサービス介助士へのインタビューを中心に、現在の活動や資格取得の効果についてうかがいました。

「みんなに優しい」銀行をめざして
〜グループ全店舗にサービス介助士を配置〜
・株式会社福岡銀行と、同じふくおかフィナンシャルグループの熊本ファミリー銀行、親和銀行では、店舗のバリアフリー化を進めるとともに、サービス介助士資格を持つお客様責任者を全店舗に配置しました。ブランドスローガン「あなたのいちばんに。」の実現をめざして、お客様サービスの向上につとめています。

お客様をお迎えする立場として身に付けた知識を活かす日々です

私がサービス介助士の資格を取ったのは2006年、ベル業務を担当していたときのことです。ベルはホテルにお越しになるお客様と直接やり取りをして、部屋にご案内したり、お手伝いをする仕事。しばしば車いすご利用の方がお越しになることがありますが、資格を取る前は見よう見まねで対応していたところがありました。

普段のお買い物を不自由なくしていただくために「おもてなしの心」をもってお手伝いをしたい

入社14年目になる職場ではグリーティング部門に所属し、レジ業務を担当しています。様々なお客様と接する業務を通して、サービス介助士として学んだ「おもてなしの心」と「介助技術」の大切さを実感する毎日です。

講師として多くの人達に伝えたい、サービス介助士の技術と精神

私がサービス介助士の資格を取得したのは、大原トラベル・ホテル・ブライダル専門学校で講師をしていたとき、2001年のことでした。バリアフリーの旅について書かれた本を読んでいたら、高齢な方や障がいのある方はあまり旅行を楽しめないといった内容の記述があったんです。