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●シンポジウム 分科会 概要
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■内容
全世界的に迎える少子高齢社会という社会構造の変革に備え、ジェロントロジーが果たしうる役割をまとめる。そのため、産官学および市民が連携した福祉サービスなど社会環境の整備やクオリティオブライフの向上などを目指した具体的な事例から、その効果を検討する。 今回は「教育」「ビジネス」 「ITコミュニケーション」の3分野においてジェロントロジーの応用事例をみていく。また、各分野の応用事例が個人・家族・コミュニティ・社会の4つの範囲においてどのように作用しているか検討し、今後の活動に応用できる汎用性を見出す。
■目的
1.カフェテリアカリキュラムとして個々に応じた教育アプローチを家庭、学校教育、ビジネス、生涯教育に導入すること。 2.教育のハードに加えてソフトの面で「気づき」の教育効果をIT, ビジネスとの融合を通して共育効果を宇宙の視点から全世界に結びつけること。
■分科会の進め方
まず分科会の最初に、モデレーターから各分野におけるジェロントロジー応用例の紹介や現状および課題について話題提供を行う。続いて、プレゼンターに具体的事例を挙げていただく。その後、モデレーターの進行のもと、一般参加者を含めた全出席者からの質疑応答、類似した事例の紹介、それらの事例が抱える課題を解決する方策などを検討する。
分野 |
モデレーター |
プレゼンターと紹介事例 |
ビジネス |
トーマス J.フェアチャイルド
Thomas J. Fairchild
ハービ・スターン
Harvey L. Sterns |
村田裕之/Hiroyuki Murata
「高齢社会におけるカレッジリンク型シニア住宅の意義」
渥美和彦/Kazuhiko Atsumi 「医療とビジネスのコラボレーション」 |
教育 |
柴田 博
Hiroshi Shibata
若井 彌一
Yaichi Wakai |
エドワード・アンセロ/Edward Ansello
「心と齢の共育」
リンダ・プルスキ/Linda Pruski 「学校教育におけるジェロントロジートピックスの導入」 |
ITコミュニ
ケーション |
マシュー P.ジャニキ
Matthew P. Janicki
レナード・ケイ
Lenard Kaye |
久堀 博/Hiroshi Kubori
「地域ワイヤレス・ブロードバンドへの取り組み」 飯田弘之/Hiroyuki Iida 「加齢は、芸術か」
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