ひとりひとりにフィットするやさしい社会へ
おもてなしの心と技術を伝え、育む
私たちは、共生社会の実現のために、互いの違いを認識し、受け入れ、皆がこころ豊かに暮らせる社会を支える人材の育成を目指しています。その実践として、資格認定制度を設け、学びの機会を提供しています。
資格を取得したり、セミナーに参加したりする中で気づいたこと、身につけた技術、そして、新たな感動。それらの想いを他の人々と共有し、広げ、受け継ぎ、その中で、自身も成長していく、そんな実践の場を設けています。
サービス介助士は、障害の有無や年齢に関わらず、誰にでも分け隔てなく“そっと、さっと、あんしんを”差し上げることのできる、「おもてなしの心」と「正しい介助技術」のエキスパートです。テキストと2日間の濃密な実技教習を通じて全国18万人の資格取得者が、誰とでも寄り添えるコミュニケーションを実践し、こころ優しい社会の実現に寄与しています。
2時間完結の体験をメインとした研修で、高齢な人や障がいのある人とのコミュニケーションのきっかけとなる新たな気づきを学びます。車いす操作や視覚障がい体験などサービス介助の基礎からこころのバリアフリーの第一歩を始めることができます。
災害などの緊急時に地域や企業においてリーダーとして活躍できるように、あらゆる災害と防災の知識を学びます。実技教習では、緊急時により命の危険にさらされる可能性の高い高齢な人や障がいのある人の搬送や応急処置方法などを習得し、被害をできる限り小さくするための“知る”“守る”“助ける”を身につけます。
超高齢社会の日本において、認知症はすべての人にとって他人事ではありません。
家庭や地域で認知症の人が安心して生活できる環境が求められています。認知症の人が安心して生活し、社会参加できるよう、認知症の人に寄り添ったコミュニケーションを学んでいきます。
サービス介助士のボランティアは同じ時間を共有できる喜びを互いに感じられるような機会であり、お手伝いする方、される方の境界線はなく、ともに楽しめる時間を作っていきます。“リレーションセンターTASKAL”はスポーツなどの大会で誰でも観戦を楽しめるよう介助とおもてなしを提供する活動です。
おも活はサービス介助士・講師が小学校を訪問し、「おもてなしの心」「おもいやりの心」を育む出張授業です。障がいのある人の体験と介助体験を通して、相手の立場になって考えることの大切さを伝えています。
超高齢社会、障がいの有無に関わらない共生社会の実現、年齢の有無に関わらない多様性に富んだコミュニティの形成など、それらの社会課題は学生にも関係する事柄であり、それぞれの視点からサービス介助士の学びを活かし、課題に対して果敢に挑戦できる学生を求めています。
資格取得から時間がたって、実技などに不安がある…。介助を実践してきた中で生まれた疑問…。サービス介助士の学びを更に深めたい方のための復習講座です。
サービス介助士のボランティア活動などにご参加いただける個人の方を対象とした講座です。
※企業・団体単位でのお申し込みは法人向けフォローアップセミナーをご案内します。