私たちの社会には、様々なバリア(障壁・障害)が存在します。
暮らしの中の物理的な制約、心身の障害や年齢、性別、国境だけではありません。
時代の変化の中で人とのつながりが希薄になったことで相互の不理解は進み、
偏見、無関心、孤立といったバリアを生み出しています。
時にはバリアを取り除こうと相手を尊重しない過剰なサポートが
主体性を奪っている場合もあります。
またある人にはバリアであったことが、他の人にはバリアにならない、
ということもあります。
共に生きる社会へ向けて
私たちは、あらゆる“ちがい”を超えて、誰もが他の人を支え、
その人がさらにまた誰かを支える、相互に作用しあう暮らしやすい社会を目指しています。
そのために欠かせない、「ケア」を「フィット」する人を、
社会にあふれさせる取り組みを続けていきます。
おもてなしの心と介助技術を学ぶサービス介助士の育成などに取り組みます。
ケアフィットファームを通じたコミュニティづくり、設備制度などのバリアフリー/ユニバーサルデザインの環境へ取り組みます。
ボランティア活動による“ケアフィット”の実践、共生社会の実現へ向けた情報発信などに取り組みます。