高齢者人口の割合が28.4%(2020年9月)にもなった超高齢社会の日本において、農業の担い手についても課題があります。
一方で、障害者雇用率の引き上げなど国の施策により障害者の活躍が進められていますが、企業の受け入れ体制や定着率にもまだまだ課題が残っています。
そのような社会で、現在、農業と福祉の分野をまたがる連携 “農福連携” が注目を集めています。
“農福連携”とは? -農業を通じた共生社会の実現-
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農福連携は障害者や高齢者などが農業分野で活躍することを通じて、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組みです。
近年、農福連携の取り組みは、障害者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や、高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保につながるなど、相乗効果が期待されています。
インクルーシブな農業 ケアフィットファームの農福連携 取り組み事例
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山梨県甲州市で障害者就労支援事業の一環で、農業を通じた地域活性化・障害者など多様な人の働く場を作っているケアフィットファームの農福連携の事例からインクルーシブな農業についてお伝えします。