掲載日:
株式会社ゼンコーは昭和62年に設立した警備会社です。
公式HP https://www.kkzk.co.jp/(外部サイト)
主に交通誘導警備業務、雑踏警備、施設警備等の業務です。
人財育成、障害者への対応力、女子力の活用という課題解決に向け、2016年に女子硬式野球部を創部しました。
「仕事一流、野球一流、人として一流」をモットーに取り組んでおります。
仕事の一環で警備業務だけでなく様々なボランティアにも参加しております。
また、この度車いす警備士を実現することが出来ました。
これを機に、警備士を目指したいと思う方が増えればと考えております。
サービス介助士資格導入の背景について教えてください
株式会社ゼンコー様には女子硬式野球チームがあります。女性ならではの目線や発想によって新たなビジネスを開拓し、女性自らがその担い手となって活躍するフィールドを追究するという目的の元、『ZENKO BEAMS』は設立されました。 『ZENKO BEAMS』所属の選手にも受講いただきましたので、感想を伺いました。
『ZENKO BEAMS』
実技から学科まで丁寧に教えていただけた分、知識を習得し理解を深めることができました。
資格を習得してから、これまで意識しなかった街の段差や、スロープ等様々なバリアフリーが目に留まるようになりました。
今後、街中で高齢者や障害者を見かけたら積極的にサポートをしたいと思います。
研修に参加してからこれまでと違った視点で周りを見ることができるようになり、非常にいい経験となりました。今後は受講した経験を活かし、困っている人を見かけたらお声がけし多くの方のお役に立てればと思います。
実技教習当日、皆さん教室に入ってきた時からとても明るく、笑顔が印象的で、思わずこちらも笑顔になっていました。また、実技教習の中でも周りと協力しながら積極的に声かけや介助をされていました。
街中で皆さんがサービス介助士として活躍してくだされば、多くの方が安心して外出できますね。
また、このたび車いすを使用している濱田様にもサービス介助士資格取得講座をご受講いただきました。
全国警備業協会様によると車いすを使用している警備員は濱田様が全国初とのこと。
濱田様にも感想を伺いました。
私はポリオにより、1歳半で歩行が困難になり車いすを利用しております。
そんな私が受講できるとは夢にも思っていませんでした。
介助してもらう立場からみた受講内容は、申し訳ないくらい気を使って貰っている事、街中で声をかけて頂く際もかなり勇気を出して頂いていたのだなと感じました。
自分が育ってきた時代はなんでも一人でできなければならないと教えられてきたため、「人に頼る=他人に甘えている」という考えだったことから、街中で声をかけていただいても断ることが癖になっていました。
今回受講して、設備面が昔に比べたら断然素晴らしいものになっています。
自分が考えているよりも「共生」という言葉は設備が整うのと同じスピードで広がっていると実感しました。もう少し、他人に頼って生きていってもいいのかなと思えるようになりました。
実技教習当日は、車いすを使用した手引きや周りへの声かけなど、濱田様にもご対応いただきました。当日一緒に受講いただいた方は、「車いすを使用している=介助をされる側」という観念のバリアが一気に崩れたのではないかと思います。 このように、お互いがお互いを思いやったり、時に人に頼ったりすることも、共生社会において必要なことですね。
研修を受ける事でサービス介助士としての知識を身に付け、日常生活は勿論の事、障害者のサポートができ安全の確保や怪我の防止をすることができます。
弊社は現在、パラスポーツのボランティアにも力を入れております。
講習を受けることでこれまで以上に障害者に対する対応力が身に付き、運営のサポートだけでなく初めて来られる会場での誘導の仕方に迷うことなく案内することができます。様々な知識を身に付けることで幅広く対応ができ、弊社の課題としている女子力向上、障害者の安全確保の解決策への一助となると考えます。
株式会社ゼンコーの皆様、このたびはありがとうございます。
警備のお仕事は多くの人の安心・安全を担うとても重要な業務ですが、多様な人が集う場所においてサービス介助士資格を持った方がいるとより安心ですね!これからも皆さんの益々のご活躍を楽しみにしています。
公共交通機関等におけるシームレスな移動支援の実現に向けた 参加型バリアフリー教室&ボッチャ体験会 開催レポート
掲載日:
11月23日に武蔵小杉駅前のこすぎコアパークで実施した「みえるバリアフリー教室&ボッチャ体験会」を開催しました。このイベントは、国土交通省の「心のバリアフリー推進のためのモデル検討調査事業」の一環として開催されました(共催:川崎市 協力:東急電鉄株式会社、株式会社東急ストア)。
サービス介助士25周年 サービス介助の日特別記念シンポジウム 開催レポート
掲載日:
11月1日は「サービス介助の日」。そしてサービス介助士は開講25年を迎え、これを記念した特別シンポジウム「サービス産業の未来にヒトにしかできないサービスと共生社会の実現を考える〜サービス介助士が社会を変える#x301C;」を開催しました。株式会社オリエンタルランド様、日本航空株式会社様、淑徳大学様からゲストをお呼びし、DX進展や無人化が進む現代において、対人サービスの価値や共生社会の実現について議論が行われました。本記事はシンポジウムの様子をお伝えする開催レポートです。
ケアフィットファーム研修 導入事例(NTTアドバンステクノロジ様)
掲載日:
ケアフィットファームでは、ダイバーシティ&インクルージョンを体感できる企業研修プログラムを提供しています。今回はNTTアドバンステクノロジ株式会社様が参加されました
警備業務の現場において、女子力や障害者への対応力(安全確保)に課題を感じ、そこから車いすの基礎知識や、接客・介助方法について多角的に考え始めました。
車いす利用者への警備スキルを向上させる為サービス介助士の受講をスタートさせました。
受講後、様々な業務の中で車いす利用者の警備に活かすことができました。