導入企業 第一回全国バス事業者座談会

「第一回全国バス事業者座談会 〜サービス介助士20万人達成記念〜」開催しました!!

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第一回全国バス事業者座談会

サービス介助士20万人達成記念としてオンライン上にて、お客様対応における困りごとを解決に導くための意見交換会を全国のバス事業者様を交えて開催しました。
第一回は関東地方・関西地方のバス事業者様6社7名様のほか、普段バスを使用する車いす利用者様の立場からも貴重なご意見をいただきました。

バス事業者様からの主なご意見

バス車内の車いす固定に関する研修方法について

営業所の配属前に研修実施。路線によっては車いす利用者への応対機会が少なく、バスによってベルト収納場所やスロープの形状が異なるため焦ることがある。

車種によって車いすの固定方法が異なるため、3種類程度の固定方法を指導。しかし、運転操作や安全対策など他にも多く研修事項があるので、車いす固定に特化した研修に注力できていないのが現状。様々な車いすの種類があり、固定できるのかできないのかの判別がつかないことがある。そのため、車いす規格(固定位置・強度等)を決めることやバス業界共通の車いす固定マニュアルなどを作成し周知を望む。

バス事業者様から車いす利用者様に対する質問

車いす固定をする際にお客様の車いすに傷をつけてしまわないか心配

ベルトを車いすに固定する際に、車いすと直接触れる部分に布やスポンジなどを挟んで巻いてもらえると、より丁寧な接客と感じる。

車いす利用者や発言の機会の少ない障害当事者の声を聴くための良い方法はありますか

車いす利用者だけに限らず、様々な障害のある方が声をあげたくてもあげにくい状況。
今はネット等で様々なツールがあるので、そういった場で意見を集約したり、障害のある方との接点を積極的に持ちたい!と思う気持ちや取り組みが大切だと思う。

座談会を終えて

近年ハード面のバリアフリー化は進んできてはいますが、対話をすることや表情、人のお手伝いといったソフト面の充実、両方でのバリアフリー化がもっと必要だと感じました。車いす固定については、自助努力ではなく、バス業界全体・業界を超えて進めていく必要があるはずです。国の省庁・車いすメーカー・自動車メーカー・当事者団体などと一緒に実現・周知できるようバス業界の皆様の意見をお届けしてまいります。
今後も定期的に座談会を開催する予定ですので、ぜひ皆様ご参加ください。

参加企業様(順不同)
株式会社江ノ電バス様 エムケイ観光バス株式会社様 大阪シティバス株式会社様 神戸市交通局様 南海バス株式会社様 阪急バス株式会社様

今回は座談会にご参加いただき
皆様ありがとうございました。

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