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突然ですが、皆さんは【高齢になった自分】について想像したことはありますか?
サービス介助士を取得された皆さんはジェロントロジー(創齢学)に触れているので“齢は自ら創りあげるもの”ということは意識されている方もいるかもしれません。
今回は、歳を重ねること、また生き方について対話する体験型エンターテイメント「ダイアログ・ウィズ・タイム」について紹介していきたいと思います。
(https://dwt.dialogue.or.jp/外部リンク)
このプログラムではまず大きなホールに通され、一緒に体験するメンバーと合流します。
そして一人ひとりにネックレスのようなものが渡され、全員が首に掛けるところから体験が始まります。(このネックレスは以降の体験でとても重要なポイントになります。)
まずは、参加者全員で約5分間の加齢にまつわる映像を観賞します。
(具体的な内容については控えさせていただきます)
5分間の映像が終わると、時のトンネルを越えて次のステージに移ります。
次のステージに移り、出迎えてくれたのがアテンドの【ixy(イクシィ)】さん。
ダイアログ・ウィズ・タイムのアテンドさんは全員が70歳〜85歳までの高齢者で、実際の高齢者の立場から私たちを案内してくれます。
こちらのステージでは、白内障のゴーグルや、重り、ヘッドフォンを使い、高齢者の疑似体験をすることが出来ます。
サービス介助士の高齢者疑似体験ほどハードではありませんが、久々に装具をつけて歩いてみると、視力と聴力が落ちているせいか、とても不安な気持ちになりましたが、周りの方がやさしく声掛けをしてくれたお陰で安心して歩くことが出来ました。
身体が思うように動かないときには、やはり周りの方からの声掛けが大事なのだと改めて実感しました。
次のステージでは、ixyさんが産まれた時から現在までのターニングポイントについてお話してくださいました。人生山あり谷ありとはよく言ったもので、ixyさんの人生を包み隠さずお話してくださいました。何か始めるのに遅すぎることはないとお話をされていたのがとても印象的です。
次に机の上に沢山ある写真の中から【どんな高齢者になりたいか】をテーマにみんなで発表します。
健康的にスポーツを続けたい人、趣味に没頭したい人、旦那さん・奥さんとずっと仲良くしていきたい人、お孫さんと遊んでいたい人等、当たり前ですが人によって理想の高齢者像が異なることが分かりました。
次に通されたのがこちらのピンクの部屋。
こちらの部屋では、参加者全員でジェンカを踊りました。
ジェンカとは複数人で輪を作り、「右、左、前前前…」と全員で同じ動きをするフォークダンスの一種、小学生の時に体験された方が多いのではないでしょうか。
しばらくジェンカを踊っていると
突然「ピピピピピピ…」と参加者の中の1名のネックレスベルが鳴りました。
さて、この先も様々な体験が続きますが、体験レポートはここまでです。
こちらのイベントは既に終了しておりますが、その他にも様々なイベントがございますので詳しくは以下URLをご確認下さい。
https://djs.dialogue.or.jp/外部リンク
「どんな高齢者になりたいか」普段考えることはあまりなかったのですが「ダイアログ・ウィズ・タイム」では様々な体験や、ディスカッション、アテンドの方の体験談を通して、高齢になった自分を想像し、対話することが出来ました。
老後のことは、高齢者になってから考えればよいと考える方もいるかもしれませんが、歳を重ねたとき【どんな高齢者になっていたいか】【どこで誰と何をしていたいか】について今から考え、年を重ねることを決して恐れず、受け入れることが大切なのかもしれません。
このように齢(よわい)について考え・学ぶことをジェロントロジー(創齢学)といい、この学びは日本ケアフィット共育機構の提供するサービス介助士でも学ぶことができます。
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