掲載日:
皆様、こんにちは。コニーです。【コニーは何しに日本へ?オーストラリア人留学生が考える共生社会シリーズ】をお届けします。
来年、東京でオリンピック、パラリンピックが開催されるにあたり、海外から観戦にいらっしゃる方も増えてくると思います。
そこで、サービス介助士の皆さまやボランティアに取り組む皆さまが高齢な人や障害のある人をお手伝いするときの英語での声のかけ方、ボランティア時に役立つ英会話をお伝えしていきたいと思います。
もし、お手伝いの方法ががよくわからない時は、「どのようにお手伝いしましょうか?」「どこまでお手伝いしましょうか?」と聞くと、その方が必要なお手伝いとそのやり方が確認できます。
例えば「How may I help you?」等があります。
また、お手伝いしたい人のお願いやお困りごとが分からない、もう一度、確認したい時は
などと聞いてみましょう。
次に海外に行く時、自分が困っている時も使える英語は
等があります。
下に行くほど丁寧な表現になります
そして、「どういたしまして」を伝えたい時は
等があります。
英語圏ではフレンドリーな挨拶が気に入られることが多いので、
「hi, how are you today?」や、
「how is it going?」など、
カジュアルに相手の気持ちを聞くと、相手もリラックスすることができます。
「I’m 〇〇(名前), I will be helping you today.」
の挨拶を伝えて、ご案内を始めましょう。
口頭での表現や伝え方が大事です。情報を具体的にお伝えすると、安全にご案内することができるようになります。足元に変化がある場合はその場で一旦停止し、状況を伝えてから通過します。
また、手引きをする時は、「左と右、どちらに立ってご案内すればいいでしょうか?」と聞きましょう。
例えば、前に進む時、「前に進みます。」を伝えたら、安心して進むことができます。
何段がある、段差の形を伝えると、安全に進めます。「There are X steps in front. 」 /「There is a large bump in front of you.」 /「Be careful of your steps, there is a small gap in front of you. 」
最後に、「It has been a pleasure walking with you. / It has been a pleasure accompanying you today.」を伝えてお見送りしましょう。
障害はそれぞれで、実際どのようにお手伝いのやり方や接し方はサービス介助士の実技教習で学ぶことができます。
ご興味がある方はこちら(別のウィンドウで開く)
困っている人に声をかけると、日本のおもてなしのこころを世界中に伝えることができると思います。言語は国境をこえて、人と人とをつなげていくことができますね。
ライター・ コニー
オーストラリア・メルボルン出身
中国とオーストラリアの小学校に通い、留学経験などを通じて、英語のみならず、中国語、日本語、韓国語なども使いこなすマルチリンガル。
言語聴覚士を目指し、大学院で勉強中。
公共交通機関等におけるシームレスな移動支援の実現に向けた 参加型バリアフリー教室&ボッチャ体験会 開催レポート
掲載日:
11月23日に武蔵小杉駅前のこすぎコアパークで実施した「みえるバリアフリー教室&ボッチャ体験会」を開催しました。このイベントは、国土交通省の「心のバリアフリー推進のためのモデル検討調査事業」の一環として開催されました(共催:川崎市 協力:東急電鉄株式会社、株式会社東急ストア)。
サービス介助士25周年 サービス介助の日特別記念シンポジウム 開催レポート
掲載日:
11月1日は「サービス介助の日」。そしてサービス介助士は開講25年を迎え、これを記念した特別シンポジウム「サービス産業の未来にヒトにしかできないサービスと共生社会の実現を考える〜サービス介助士が社会を変える#x301C;」を開催しました。株式会社オリエンタルランド様、日本航空株式会社様、淑徳大学様からゲストをお呼びし、DX進展や無人化が進む現代において、対人サービスの価値や共生社会の実現について議論が行われました。本記事はシンポジウムの様子をお伝えする開催レポートです。
ケアフィットファーム研修 導入事例(NTTアドバンステクノロジ様)
掲載日:
ケアフィットファームでは、ダイバーシティ&インクルージョンを体感できる企業研修プログラムを提供しています。今回はNTTアドバンステクノロジ株式会社様が参加されました