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コニーは何しに日本へ?〜介助のボランティアで役に立つ英会話集

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介助のボランティアで役に立つ英会話集

皆様、こんにちは。コニーです。【コニーは何しに日本へ?オーストラリア人留学生が考える共生社会シリーズ】をお届けします。
来年、東京でオリンピック、パラリンピックが開催されるにあたり、海外から観戦にいらっしゃる方も増えてくると思います。
そこで、サービス介助士の皆さまやボランティアに取り組む皆さまが高齢な人や障害のある人をお手伝いするときの英語での声のかけ方、ボランティア時に役立つ英会話をお伝えしていきたいと思います。


日常の中で誰かのお手伝いしたい時、困っている人を助けたい時に使う英語

困っている人がいる時は、「何かお困りですか?」と英語で聞きましょう。

「何かお困りですか?」
Is everything alright?
「大丈夫ですか?」
Is everything okay?
「お手伝いしましょうか?」
① Would you like some help?
② May I help you?

もし、お手伝いの方法ががよくわからない時は、「どのようにお手伝いしましょうか?」「どこまでお手伝いしましょうか?」と聞くと、その方が必要なお手伝いとそのやり方が確認できます。

例えば「How may I help you?」等があります。

また、お手伝いしたい人のお願いやお困りごとが分からない、もう一度、確認したい時は

「すみません、もう一回お願いします。」
I’m sorry. Could you repeat that please?

などと聞いてみましょう。

次に海外に行く時、自分が困っている時も使える英語は

「すみません、手伝ってください。」
① Excuse me. Please give me a hand,
② Please help me.
③ Can you please help me?

等があります。

感謝の気持ちを伝えたいときの英語

下に行くほど丁寧な表現になります

「ありがとう」
① Thank you very much.
② Thank you so much for… (Helping me/today)
③ I really appreciate your help.

そして、「どういたしまして」を伝えたい時は

「どういたしまして」
① No worries.
② You’re welcome.
③ It’s my pleasure.

等があります。


サービス介助士が障害のある方と接する時よく使える英語

車いすご利用の方をご案内する時の英語

英語圏ではフレンドリーな挨拶が気に入られることが多いので、
「hi, how are you today?」や、
「how is it going?」など、
カジュアルに相手の気持ちを聞くと、相手もリラックスすることができます。
「I’m 〇〇(名前), I will be helping you today.」
の挨拶を伝えて、ご案内を始めましょう。

車いを利用される方の移動をお手伝いするときの英会話

1.「足元、失礼します。」
Excuse me, I will be moving your leg onto the foot rest.
2.「ブレーキを解除します。」
I am unlocking the wheel locks now.
3.「後ろにかたむきます。」
I am leaning your body back.
4.「ブレーキをかけます。」
We are locking on the wheel locks now.

視覚に障害のある方をご案内(手引き)する時の英語

口頭での表現や伝え方が大事です。情報を具体的にお伝えすると、安全にご案内することができるようになります。足元に変化がある場合はその場で一旦停止し、状況を伝えてから通過します。
また、手引きをする時は、「左と右、どちらに立ってご案内すればいいでしょうか?」と聞きましょう。

「右と左はどちらがよろしいでしょうか。」
Would you prefer me to guide from your left hand side or right hand side?

例えば、前に進む時、「前に進みます。」を伝えたら、安心して進むことができます。

1.「前に進みます。」
We are going forward.
2.「とまります。」
「Stop.」(緊急の時)
or
「We are going to stop now.」
3.「段差があります。」
There is a step in front of you.

何段がある、段差の形を伝えると、安全に進めます。「There are X steps in front. 」 /「There is a large bump in front of you.」 /「Be careful of your steps, there is a small gap in front of you. 」

4.「上り階段です。」
There is an ascending staircase in front of you.
5.「下り階段です。」
There is a descending staircase in front of you.
6.「エレベーター/エスカレーターはどちらでよろしいでしょうか。」
Would you like to take the escalator or the elevator?

最後に、「It has been a pleasure walking with you. / It has been a pleasure accompanying you today.」を伝えてお見送りしましょう。

障害はそれぞれで、実際どのようにお手伝いのやり方や接し方はサービス介助士の実技教習で学ぶことができます。
ご興味がある方はこちら(別のウィンドウで開く)


お手伝いの時に知っておきたい英語の単語

障害のある人
person with disability
認知症
dementia
バリアフリー
accessible
車いす
wheelchair
白杖
white cane
点字
braille
手話
sign language
補聴器
hearing aid
白内障
cataract
多機能トイレ
multifunctional restroom
補助犬
assistance dog
盲導犬
guide dog
聴導犬
hearing dog
介助犬
mobility service dog

困っている人に声をかけると、日本のおもてなしのこころを世界中に伝えることができると思います。言語は国境をこえて、人と人とをつなげていくことができますね。


コニーさん

ライター・ コニー
オーストラリア・メルボルン出身
中国とオーストラリアの小学校に通い、留学経験などを通じて、英語のみならず、中国語、日本語、韓国語なども使いこなすマルチリンガル。
言語聴覚士を目指し、大学院で勉強中。



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