サービス介助士や共生社会と深く関連するバリアフリーやアクセシビリティ、ユニバーサルデザインなどについて紹介するコーナーです。
障害のある外国籍旅行者のために日本の文化や観光におけるバリアフリー情報を発信している「アクセシブルジャパン」を制作・運営されているグリズデイル・バリージョシュアさんのお話など様々な切り口からバリアフリーについて考えていきます。
誰もが学べる社会に向けて〜日本と世界の特別支援教育の現状〜
掲載日:
2022年、障害者権利条約の批准国として日本が初めて国連から審査を受けて、インクルーシブ教育の権利保障について勧告が出されました。
障害や様々な差異によって差別を受けない教育は欠かせないものですが、そもそも日本や他国の教育がどのようになっているのか、ということを知ることは今後インクルーシブ教育を考える上で有用な参考情報となります。
今回の記事は日本ケアフィット共育機構の学生インターンが日本や海外の教育について比較調査をした内容をご紹介します。
聞こえないのに話せる?難聴・中途失聴者の困りごととコミュニケーション方法
掲載日:
2022年に放送されて話題を呼んでいるテレビドラマの『silent』。ドラマの中で重要な要素となる、主人公の元恋人が中途失聴者(ちゅうとしっちょうしゃ)という設定から、‘難聴’や‘中途失聴’という聴覚障害を知った人もいると思います。この記事ではサービス介助士の学びの中でお伝えしている学習内容の中から、難聴・中途失聴者の困りごとや中途失聴者とのコミュニケーション方法について紹介していきます。
障害者差別解消法 どんなことが差別になる?視覚障害者の事例から紹介
掲載日:
障害者への差別はどのようなことが差別になるのでしょうか?実は意識していないうちに障害者へ差別的な取り扱いをしているかもしれません。この記事では障害者差別解消法で述べられている差別や、差別をしたらどうなるのかを解説し、一見差別事例とは思えない、もしかしたら差別になるかもしれない事例から差別について考えていきましょう。
障害者差別解消法の社会的障壁を視覚障害者の事例から対応を考える
掲載日:
障害者差別解消法が2021年6月に改正され、事業者の合理的配慮提供が法的義務化されます。合理的配慮は、障害者の社会参加の機会を損なう“社会的障壁”を取り除くことが目的です。この記事では、外出や社会参加に欠かせない交通機関について、視覚障害者の視点から社会的障壁の事例を紹介します。
「視覚障害=色が分からない」ではない!? 今更聞けない視覚障害者が使う白杖とは?⑤
掲載日:
今回は白杖から少し離れて、日常生活で必要になる“色”について紹介したいと思います。
白杖にデコレーション!?白杖使用者への誤解 今更聞けない視覚障害者が使う白杖とは?④
掲載日:
今回は、白杖の目印、そしておしゃれについてお話ししていきます。白杖にデコレーションをする、というのはなかなか想像がつかないかもしれませんが、今回はそんな白杖使用者への思い込みを打ち崩していきましょう。
白杖SOSとは?白杖使用者の声かけのポイントは何? 今更聞けない視覚障害者の使う白杖とは?③
掲載日:
前回、前々回の記事で、白杖の種類から使い方まで紹介してきました。今回からは、いよいよ実践編です。街中で白杖を使用している視覚障害者を見かけた時の声かけのタイミングやポイント、助けてほしいときのシグナル「白杖SOS」について紹介します。
白杖の種類、どれくらい知ってる?今更聞けない視覚障害者が使う白杖とは②
掲載日:
視覚障害者になくてはならない白杖について、前回の記事ではそもそも白杖って何?ということをお伝えしました。今回は、さらに白杖について理解できるように、白杖の種類と、見え方による使い分けについて紹介します。
「白杖」ってどう読む?今更聞けない視覚障害者が使う白杖とは
掲載日:
皆さんこんにちは。ライターのメグです。最近、SNSなどで「ヤンキー君と白杖ガール」が話題になっていますね。今回は、漫画中にもたびたび登場する白杖についていくつかの記事に分けて紹介します。視覚障害者にとってなくてはならない白い杖、10月からドラマ化もありますので、本記事で予習してもらえたら嬉しいです。
視覚障害者のテレワークはどうしている?オンラインミーティング効率アップ術
掲載日:
リベルケアフィット読者の皆さん、ライターのメグです。新型コロナウィルスの影響により、業務スタイルが従来と大きく変化しています。特にオンラインのミーティングは、カメラ写りを確認できなかったりアップデートされた際にページ内の変化に気が付けなかったりと、私のような視覚障害者が使いこなすのは難しいかと思います。そこで今回は、視覚障害者のテレワーク、その中でも私が普段仕事で使っているオンラインミーティングツールの操作方法を例に、オンラインミーティングを行うときの注意点や覚えるべきポイントについて紹介したいと思います。
心のバリアフリーへの企業の取り組み事例 観光関連企業での活用事例
掲載日:
改正バリアフリー法により、バリアフリー適合基準の対象範囲の拡大や、ソフト面でのバリアフリー対策の強化だけでなく、事業者によるバリアフリー対策に関する情報提供を促進することが盛り込まれました。これに関連する取り組みとして、観光庁から宿泊施設のバリアフリー関連の情報発信促進のために「観光施設における心のバリアフリー認定制度」が創設されました。サービス介助士などの資格取得をしている事業者様においては、既存の取り組みを活用しつつ、社内の心のバリアフリーを推進するきっかけにもなりますので、ここで認定制度と取り組みをお伝えします。
聴覚障害者のコロナによる影響は? コミュニケーションや企業の対策
掲載日:
新型コロナウィルスの拡大とその感染予防として、社会のいたるところで「新しい生活様式」が取り入れられるようになりました。これにより普段からのマスクの着用やテレワーク、オンラインサービスが普及されるようになり、新しい「普通」が進むようになりました。ここでは聴覚障害者がコロナによって生活にどのような影響が出たのか、サービスを提供する企業や職場でどのような対策をすべきかお伝えします。
視覚障害者の読書から考える読書のバリアフリー
掲載日:
リベル・ケアフィットでは、これまで様々なバリアフリーについて紹介しております。今回は、読書についてのバリアフリーについて、視覚障害者ライター・メグミから主に視覚障害者の読書、そして2019年に成立した読書バリアフリー法についてもご紹介していきます。
車いす学生に翼の旅を届けたい。〜ペガサス・ボヤージュ〜サービス介助士 九州国際大生による車いす利用者海外旅行企画
掲載日:
私たち九州国際大学現代ビジネス学部地域経済学科福島ゼミナールは観光と障害者を掛け合わせた研究を日々行なっております。研究テーマである「障害者の楽しみを増やすこと」が私たちの目標であり、チャレンジであると考えています。そこで旅行をいかにしてバリアを感じなく楽しめるのかということを考え、「ペガサス・ボヤージュ」という全く新しい障害者のための旅行を立案しました。私たちはこれまで様々な障害のある方たちに実際に会って話を聞き、障害のある方の旅行を変えたいと思うようになりました。人それぞれ障害の種類は違うけれども健常者と同じように楽しむ権利はあると思います。しかし、それができていない現状があることも知っています。その楽しみを障害のある方に提供したいし、私たちがもっと頑張ることでこの現状を変える足掛かりになることを願って今後も活動を続けていきます。
障害のある人も楽しめるバリアフリーな映画館 日本で唯一のユニバーサルシアター CINEMA Chupki TABATA【後編】
掲載日:
今回はバリアフリーの映画館レポート後編です。設立への想い、実際に利用をされたお客さまからの声、また2020年へ向けて今の社会の現状や今後の抱負や目標を「バリアフリー映画鑑賞推進団体City Lights」代表、平塚 千穂子さんにお話いただきました。
世界のバリアを考える 番外編 〜モンゴル人のおもてなし〜
掲載日:
さて、今回は【世界のバリアを考える】の番外編として、モンゴル人のおもてなしについて書いてみたいと思います。舞台はかつてモンゴル帝国の首都で、現在は世界遺産にも登録されている町、ハラホリン。モンゴル帝国は世界の四分の一を支配した大帝国です。その首都が置かれていた場所とは一体どんな場所なのか。期待が高まります。
障害のある人も楽しめるバリアフリーな映画館 日本で唯一のユニバーサルシアター CINEMA Chupki TABATA【前編】
掲載日:
今日は休みだから、映画でも見に行こうかな。そう思って休日、映画館に足を運んだことはないでしょうか。今日の映画は良かったね、あの映画オススメだよ!と友達との会話も弾みます。当たり前のように楽しい時間を過ごしている私たちですが、障害のある人がどうやって映画を楽しんでいるのだろうと考えたことはありますか。今回は東京都北区東田端にある日本で唯一のユニバーサルシアター、【CINEMA Chupki TABATA】を運営されている、「バリアフリー映画鑑賞推進団体City Lights」代表、平塚 千穂子さんに映画館設立のきっかけから今後への思いをお話いただきました。
世界のバリアを考えるvol.1【モンゴル編】
掲載日:
皆さま、こんにちは。秋風が心地よい季節となりましたが、如何お過ごしでしょうか。今回は新企画【世界のバリアを考える!】をお届けします。この企画では日本を飛び出し、世界中の街をバリアフリーやユニバーサルの視点から考えていきます。また、福祉的観点だけでなく、現地のお勧め情報やグルメ等も紹介していきたいと思います。
ここが困るよ 日本のバリア! / ここがすごいぞ 日本のバリアフリー!
掲載日:2018-10-04・
日本ケアフィット共育機構が発行するフリーペーパー『紲』。本誌vol.17では、障がいのある訪日外国人向けの日本観光案内サイト「アクセシブルジャパン」を制作・運営されているグリズデイル・バリージョシュアさんにお話しをお聞きしています。そのこぼれ話のなかから、グリズデイルさんに日本を訪れる障がいのある人たちが不便に感じている「日本のバリア」、「日本が誇るべきバリアフリー」についてランキングしてもらいました。
〜打ち上げ花火、川原で見るか?バリアフリーエリアで見るか?〜【後編】
掲載日:
さて、今回は花火大会イベントレポートの後編です。 後編では花火大会の様子から、帰り道までの様子をお届けします!
〜打ち上げ花火、川原で見るか?バリアフリーエリアで見るか?〜【前編】
掲載日:
夏本番となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?夏のイベントと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、やっぱり花火大会ですよね。しかし、駅から始まる混雑や、数時間前からの場所取りなど大変な面があるのも事実。ただでさえ、大変なこと、苦労することが多いのに、果たして障がいのある方々はどのように感じているのでしょうか。今回は車いすユーザーの友人と、都内の花火大会に参加してきました。その時に感じたことや、考えたことを記事にしてみたいと思います。
バリアフリーマップ有り?無し?どちらかがスムーズに移動できるか試してみた【後編】
掲載日:
前半では、ほぼ同じ時間にチェックポイントにたどり着いた両チーム。ここからゴールの日本武道館までは、どのような展開が待っているのでしょうか!?
ロシア ワールドカップ観戦 サッカー大好き芸人シロたろしがお届けする「ロシアのバリアフリー ⁄ ユニバーサル事情」【後編】
掲載日:
皆さんこんにちは。サッカー大好きお笑い芸人のシロたろしと申します。前編ではロシアのバリアフリーについてご紹介させていただきました。後編では会場のボランティアやロシアのサポーターなど、ロシアで出会った“おもてなし”についてご紹介します。
ロシア ワールドカップ観戦 サッカー大好き芸人シロたろしがお届けする「ロシアのバリアフリー ⁄ ユニバーサル事情」
掲載日:
皆さんこんにちは。お笑い芸人のシロたろしと申します。サッカーが大好きで、ロシアワールドカップも6月20日から7月1日の日程で生観戦してきました。すごく楽しかったです!僕は「ライター芸人」として、かれこれ 3年ほどフリーペーパー“紲”編集に関わらせていただいておりまして、おかげでバリアフリーやユニバーサルといった課題についての関心は、芸人のなかでも随一だろうと自負しております。そんなご縁もあり、このたび、「リベル・ケアフィット」にて、ロシアのユニバーサル事情についてのレポートを書かせていただけることになりました。前後編に分けてお届けしますので、ぜひご一読いただければと思います!
バリアフリーマップ有り?無し?どちらかがスムーズに移動できるか試してみた【前編】
掲載日:
皆さんは「バリアフリーマップ」を見たこと、使用したことはありますか?バリアフリーマップとは多機能トイレの有無や、通路の段差情報など、車いす利用者や高齢な方々がバリアフリー情報を知ることのできるように工夫された地図のことです。駅や商業施設のホームページ、現在では各自治体でも地域のバリアフリーマップが掲載されています。そこで今回、バリアフリーマップの使いやすさを調べるために、自操用車いすを利用して目的地までバリアフリーマップを使うチーム、通常の地図を使うチームに分かれて千代田区の名所を回ってみました!